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第3戦広島ラウンドが6月1日(日)昨年同様TSタカタサーキットで行われた。
今回のTSタカタサーキットは3つのダートセクションが設定された。第1ダートは柔らかな土にフラットコーナー、そして小さなテーブルトップジャンプ。ここを抜けるとすぐに第2ダートに入り、インとアウトの2つのラインの右コーナー、その直後に大きなテーブルトップジャンプが待ちかまえている。第3ダートはホームストレート直前に設けられており、そのダートセクション最後にはテーブルトップ型のジャンプが待っている。これは飛びながらマシンの向きを変えなければならないモトクロス的なテクニックを必要とするものとなっていた。全体に非常にタフなダートセクションである。
同時にこのTSタカタはターマックセクションもタフだ。高速コーナーあり、ヘアピンあり、逆バンクありと複雑。まさにオン、オフのオールラウンドなテクニックが必要であり、マシンもサスをどこに合わせるかがポイントとなる(*1)。スタート直前までサスの変更を行うチームもいた。(TEXT By KRAZy PHOTO By Naruyoshi Shinohara)

moto1 unlimited class #1小林3連続表彰台。
このタフなTSタカタサーキット広島ラウンドでも#1小林選手はその強さを見せた。今回地元ライダーに優勝こそ譲ったものの、SMR630Rのパワーを生かし今回も表彰台2位を獲得。#1小林選手は第3戦を終えた時点でポイントランキングは1位。
「今回勝利は逃しましたが、今シーズンのなかでは自分としては一番いい走りができたと思っています。ターマックにおいて掴めたたことがあります。負けてしまいましたが次回以降に繋がる収穫がありました。次戦福島のエビスサーキットもタフなコースですが、次回も頑張ります。応援宜しくお願いします」と、#1小林好美選手からのコメント。

第3ダートからのたちあがり、観戦のお客様の目の前を全開で駆け抜ける#1小林選手(Te’s倶楽部withハスクバーナ)。

地元のライダーと話す#1小林選手。
 
moto2 class #44山下政弘選手確実に4位を獲得。第3戦終了時点でポイントランキングトップ。

第1戦、第2戦の2連勝でポイントランキングトップの#44山下政弘選手(アルタイヤ ハスクバーナレーシングチーム)は、予選のダートセクションでミスをおかし決勝は後方からのスタートとなる。当然ながらそこは#44山下選手本来のグリッドではない。スタートでまず数台をパス、ラップを重ねる毎に1台2台と抜き去る。#44山下選手のSM400Rはコーナーからの立ち上がりでも他のマシンに比べ半呼吸早くマシンが前に出る。ラップを重ねる度に順位を上げ、終盤トップグループに追いつく。が、非情にも周回数はすでに残っていなかった。結果は4位。表彰台まであと一歩のことろまで追い上げたその走りはすばらしかった。「ココは苦手なコースなんです、その意味で確実に4位を得たのは収穫があったと考えています。次戦福島エビスサーキットも頑張ります。会場に是非見にきてください

後方スタートのなか4位を得た#44山下政弘選手(アルタイヤ ハスクバーナレーシングチーム) #4山下朋季選手(アルタイヤ ハスクバーナレーシングチーム)は5番グリッドからのスタートを得るが、第1ダートでのクラッシュに巻き込まれ大きく順位を落とす。その後追い上げ15位でフィニッシュ。
 
moto1Class #4松本選手猛追。

moto1クラス(*2)。決勝グリッド、#4松本選手は最前列4番グリッド、#12大塚選手は7番、#13金児伸二選手は8番グリッドからのスタートとなる。
#4松本選手は、スタート直後イン側の集団を嫌ってアウトに振ったことが功を奏し、2コーナー立ち上がりではうまくトップグループを形成。#4松本選手はSM450RRの旋回性の良さを生かし第2ダートのテーブルトップ進入、3コーナー侵入と仕掛ける。レース中盤最強のライバル#2佐合選手をパス、3位に上がる。前を行く2台もまさに目前、トップグループは完全な団子状態のまま。ひとつでもミスを犯した者が負けるサバイバルゲーム。激しいバトルのすばらしいレースとなった。#4松本選手はその後も猛追するがおよばず3位でフィニッシュ。「今回3位でしたがなんとかうまくまとめられたと、思っています。次のエビスサーキット好きな高速コースなので楽しみです。頑張ります。」

ここHiroshimaラウンドでも激しいスライドでマシンコントロールする#4松本選手(Agip Husqvarna RACING WORLD With CPsports) 。 猛追する#4松本選手。

惜しくも7位の#12大塚選手(Te’s倶楽部withハスクバーナ)。 ライバルアプリリアのエースライダー金児隆太選手の父、#13金児伸二選手。
今回は10位に。(モトスポーツK’s)
チーフメカニック小布施氏とマシンのセットアップ中の#4松本選手。MOTO1ではこんなシーンが間近で見ることができる。 サイレンサーに消音性のある塗装をトライ中の#4松本のマシン。本来の色はグレー。これはその上からブラック塗装されている。
 
このHiroshimaでもラウンドは家族連れのお客様も多く観戦されていました。  

MOTO1 ミニ知識
*1)・・・モタードではこのサスペンションのセッティングが重要です。ターマックに合わせるライダー、ダートに合わせるライダー、とライダーによってもサスのセッティングは分かれます。MOTO1のパドックではこのセッティングの様子も間近で見ることができます。ライダーやメカニックとの垣根がなく距離が近いのもMOTO1の魅力です。質問があったらライダーにもメカニックにも是非気軽に声をかけてください。
*2)・・・クラスを表記する際は、moto1と小文字で。スーパーモタード全日本レースのシリーズ名を示す際はMOTO1と大文字表記に表記します。


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