第3戦広島ラウンドが6月1日(日)昨年同様TSタカタサーキットで行われた。
今回のTSタカタサーキットは3つのダートセクションが設定された。第1ダートは柔らかな土にフラットコーナー、そして小さなテーブルトップジャンプ。ここを抜けるとすぐに第2ダートに入り、インとアウトの2つのラインの右コーナー、その直後に大きなテーブルトップジャンプが待ちかまえている。第3ダートはホームストレート直前に設けられており、そのダートセクション最後にはテーブルトップ型のジャンプが待っている。これは飛びながらマシンの向きを変えなければならないモトクロス的なテクニックを必要とするものとなっていた。全体に非常にタフなダートセクションである。
同時にこのTSタカタはターマックセクションもタフだ。高速コーナーあり、ヘアピンあり、逆バンクありと複雑。まさにオン、オフのオールラウンドなテクニックが必要であり、マシンもサスをどこに合わせるかがポイントとなる(*1)。スタート直前までサスの変更を行うチームもいた。(TEXT By KRAZy PHOTO By Naruyoshi Shinohara)